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​BRAND

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Ermenegildo Zegna   

エルメネジルド・ゼニアは1910年に北イタリアで創業されたイタリア最高峰の服地メーカー兼プレタブランドです。高級素材のみを扱うメーカーでありながら原毛の買い付けから、素材の開発、紡績、機織、染色、仕上げ、さらには製品化までを自社工場で一貫して行うSPAと呼ばれる業態をとっており、今ではイタリア生地業界の中でもリーダー的存在として知られる、巨大テキスタイルメーカーに育ちました。
世界中の国家元首や著名実業家などを顧客に持ち、アメリカ、中東、ヨーロッパはもちろん日本でも多くのエグゼクティブから支持を集めています。
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Loro Piana    

ロロ・ピアーナは1936年にイタリアのクアローナで創業された最高級カシミアと最高級ウールを取り扱う生地メーカー兼プレタブランドです。毎年オーストラリアで取れる高級原毛の30~40%を買い付けるといわれている同社の生地は、世界​のTOPブランドに供給され続けています。
代々ロロ・ピアーナ家に受け継がれてきた伝統的なファミリービジネスは、2013年に大きな転換期を迎え、あのルイヴィトン傘下に入ることになりました。伝統により培われた物づくりへのこだわりと感性は、巨大資本の手によってなおも受け継がれ、さらなる発展と品質向上を目指して今も進化し続けています。
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Dormeuil        

 

ドーメルは1842年にイギリスから毛織物を輸入販売することから始まった世界最古の生地マーチャントです。パリコレでもおなじみのシャネルやエルメス、ディオール、イヴサンローランといったフランスを代表する高級プレタブランドにも生地を供給しており、紳士・婦人共に最高の生地ブランドとしてその名を知られています。

紋章に刻まれている”domus optima domous amica”(最高の品質を最高のおもてなしで)という言葉のとおり、イギリスのハダースフィールドにある傘下のミル工場にて最高品質の生地を作り続け、現在では80ケ国以上にその生地を供給しています。

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Harrisons        

ハリソンズは1863年に創業した英国の老舗服地商。 世界中の有名テーラーやオーダーサロンでは必ずといってよいほど取り扱いのある生地ブランドです。 服地にたずさわる全てのプロが絶賛するクオリティーの高さが、ハリソンズ オブ エジンバラの 高い技術をうかがわせます。 「最上級の原毛のみが、最高級の服地を作り上げる」という哲学のもと、 ハリソンズ オブ エジンバラの生地の特徴は、最上級品質の原毛を英国生地らしい しっかりとした打ち込みで織り上げているところ。 テーラーの間では、アイロンでのクセがつけやすく、縫製がしやすい生地のため、 仕立て映えがする服地と高い評価を受けています。 創業者は、後にエジンバラ市長となったサー・ジョージ・ハリソン。
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​Fox Brothers      

フォックスブラザーズは、1772年にイギリスの南西部に位置する ウェリントン・サマセットのトーマスフォックスで創業されて以来、 およそ250年以上にわたり、使用原料、生産のプロセスをかえることなく、 創業当時とまったく同じ生地をその高いクォリティーを維持したまま、 現在まで提供し続けてくれる老舗ミル。 特に「英国フランネルの代名詞」ともいわれるフランネルは 高い評価を得ており、ウィンザー公をはじめ、ウィンストン・チャーチル、 ケ―リー・グラントなどが愛用したことでも有名です。 着こむほどにその味わいを増すフォックスブラザーズの生地は、 時代を超えて、サヴィルロウなど世界の名門テーラーが取り扱う、 紳士垂涎の高級服地となっています。
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​SCABAL         

スキャバルは、1938年にオットー・ハーツによってベルギーのブリュッセルで設立され、2代目で現会長のピーター・ティッセンと3代目グレゴ・ティッセンにより劇的な成長を遂げた世界最大級のマーチャント企業です。現在では一般的になったバンチを使用した流通システムを最初に導入したメーカーとしても有名で、歴史と伝統を重んじるロンドンのサヴィルロウにおいても一目置かれた存在としてその地位を確立した超一流生地ブランドです。
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Vitale Barberis Canonico  

カノニコは、イタリア北部ビエラ地方を本拠とする高級服地の織元メーカー(ミル)です。1936年創業、良質原毛からの紡績、機織、染色まで一貫して自社工場で行い、その輸出先は世界40カ国以上に及びます。原毛をオーストラリアより直輸入し、最新鋭の紡績機械・織機を使い、糸の紡績から生地までを一貫して生産している。高品質でコストパフォーマンスに優れた商品は世界各国で高い評価を得ています。生地の特徴は、軽くなめらかな肌触りで光沢があり、イタリア製生地らしい発色の良さもあるので、現在の多くの方に好まれる主流の生地とあって、人気も高いです。
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​ARISTON         

アリストンは1920年、イタリアのナポリで創業された高級生地マーチャントです。長い歴史を通じて、イタリアの伝統と革新を融合した生地作りを行ってきました。彼らの特徴は、鮮やかな色彩と独創的な柄、そして軽やかで快適な着心地の生地にあります。革新的なデザインと高品質な素材により、世界中のファッション愛好家やテーラーから高く評価されており、日本国内で取り扱えるテーラーも少ないことから、非常にファンの多いブランドです。
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​Taylor&Lodge        

テーラー&ロッヂは伝統的な注文服の中心地イギリスにおける高級紳士服地メーカーの代表格で、ハダースフィールドの地に1883年創立された歴史と伝統、技術を有する老舗のメーカーです。
南アフリカ産の上質なモヘヤの中でもさらに上質なサマーキッドモヘヤを用いた盛夏向けの素材や、Lumb's Golden Bale(ラムズゴールデンベール)という特別な糸を使用して織りあげられる様々な生地は、世界中のブランドやテーラーから高評価を得ています。Extra Fine Wool(Super100's)の品質の良さから評判を得て世界的に有名となりましたが、大量消費の時代になりその生産にかかる職人技と伝統故の生産数の少なさにより、現在ではテーラー&ロッヂ社のみが使用を許されております。
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MARLING & EVANS    

 マーリング&エヴァンス社は1782年にイングランド南西のストラウドで設立された、紡績・織り・仕上げの一貫生産型メーカーで、19世紀にはフランネル素材で広く知られるようになりました。1920年代にはロールス・ロイスが厚手のフランネル素材を車の内装に使用した事により話題になりました。
1960年代にハダースフィールドに移転後は織りと出荷などに特化し、仕上げ工程は世界的にも有名なWTジョンソンで行われています。ジェイコブス、シェトランド、ウェルシュブラックなどの英国羊毛の天然カラーの糸を用い、紡績や織りの工程には染料や化学物質は使用せず、仕上げ工程でも天然石鹸を用い環境への負担に配慮した素材を提案しています。
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​DRAGO            

ドラゴはイタリア・ビエラ地区にて糸の紡績から仕上げまで一貫して生産している生地ブランド。ウンベルト・ドラゴとローラ・ドラゴ夫妻によってミル(織元)として1973年誕生した比較的新しい生地ブランドです。ゼニアやロロピアーナなどと比較されることもあるドラゴの最大の特徴は、Super130's以上の糸の生産を得意としており、最大でSuper210'sなる世界最細の生地を開発、生産していたりします。
繊維が細いことが必ずしも良いというわけではありませんが、扱いが得意なことは技術力の高さを物語っています。生地を触っていただくとそのソフトな肌触りに驚かれると思います。また、最新の最新のナノテクノロジーを駆使したコレクションにも注目です。
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​William Halstead     
イギリスのブラッドフォードで創業したウィリアムハルステッドは、1875年に創業した長い歴史を持つ高級紳士、婦人服地を生産する生地工場です。特に高品質なモヘヤや撚りの強いハイツイスト素材を用いた生地を得意としており、ポーラ地のフレスコ生地や3PLYのモヘヤ生地、またサンクロス等非常に特徴的でまた仕立て映えのする伝統的な英国生地を展開しています。またこれら以上に生地の重さ(目付)のある素材では、ヴィンテージのクオリティでありながらモダンな要素も求められる方々に大変喜ばれており、織物の黄金期を振り返りつつ、同時に本物志向の現在のテーラー様から大変人気を博しています。ハルステッドの生地は非常に仕立て易く、スーツをプレスしても形や風合いが崩れにくい事から、本場SAVILE ROWのテーラーにも重宝されています。
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​ABRAHAM MOON     
アブラハム ムーン社は、1837年北イングランドのヨークシャー州のギーズリーにおいてアブラハム ムーンにより創業されました。その後、1868年に自社工場を設立し現在に至ります。
アブラハムムーンが会社を創業した同じ時、1837年はビクトリア女王が王位継承をした年でもあります。このヴィクトリア朝はイギリスの全盛期とも言え、アブラハムは伝統的に各家庭で愛用され、また手織りされていたツィードを市場で売るためにリーズ市など赴いたりもしていました。1868年に念願の自社工場を持ったアブラハムは、1900年代のはじめには現在の工場に移転し、そこでは染色から織り上げるまでの作業を一貫して行える様になりました。
今日、世界中で求められる様になったアブラハムムーンのコレクションですが、自社一貫での物づくりと同時に昔ながらの技術や伝統は今なお息づいており、その深い歴史が彼らのツィードに味わいを与えています。
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​FRATELLI TALLIA DI DEREFINO
タリア ディ デルフィノは100年以上の歴史を持つイタリアの高級服地メーカーであり、イタリアを代表するプレタブランドから高い評価を得ています。特に細番手のデリケートな素材を原料とする生地の生産技術に優れており、またそれら素材を活かすデザイン力にも長けているのが特徴です。
 特にタリア社の技術の粋を集めた「Dolce Vita」という生地では、厳選されたウール原毛に滑らかなシルクを25%巻き付け、上質で特徴的な光沢を表現しています。まばゆいばかりの光沢から生まれる美しさと柔らかい手触りを着用時に感じ取る事が出来る逸品です。
 他にも多くの代表的な生地を持つタリア社は、今日ではGUABELLOやMARLANEと同じMARZZOTグループに属しています。
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​LOVAT TWEED     
1868年ツィード発祥の地スコットランドのホーイックに設立、1999年に新会社HERMITAGE HOLDINGS LTDとして、エステート・ツィードの現代復刻としてラヴァットという新ブランドを発表しました。
元来エステート・ツィードは貴族や領主が狩猟用として自分の領土の証として作ったチェック地で、スコットランドの厳しい気候に耐えられるように目付を重くし、狩猟時に身を守るためアースカラー(土=茶、木々=緑)を主とした色彩で構成されています。またこのラヴァットという名はスコットランドの貴族の名に由来しており、ラヴァット軍には戦死者が少なく、その理由は5色からなる迷彩色の衣服を着用していたからと言われており、その色はラヴァットカラーとして名を残しています。
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​LASSIERE MILLS   
1949年、イングランド北部のヨークシャーにある高級服地の聖地ハダースフィールドに設立されました。英国の伝統的な物作りと最新のイタリアのトレンドを融合させた最高級毛織物メーカーとして世界各国から注目されています。基本的にはSUPER100‘S〜180’S・梳毛カシミヤ・ピュアシルク等、ラグジュアリー素材を使用したコレクションが中心です。特に、フィニッシングには絶大なる自信を持ち、業界でも高い評価を得ています。また、ゴルフ4大タイトルの一つマスターズのグリーンジャケットを提供しているメーカーである事でも知られており、現地での信頼度を裏付けています。
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​REDA           

レダ社はカルロ・レダによって1865年、北イタリア・ビエラ地区で創業された生地メーカーです。産業革命が到来すると、いち早く機械織機を導入しウール工場として初めて高速織機(エアージェット)を導入したり、世界で初めて緯糸が単糸使いの織物を作ったりと、古くから技術革新を続けてきました。現在でも最先端のオートメーション機能と伝統的クラフトマンシップを融合させ、早く、正確に、高品質なものを作り出すことを可能にしています。

レダは原料となる羊をニュージーランドに3万ヘクタールもある自社牧場で管理し、原料から仕上げまで、一貫管理の製造工程を持つ、ビエラでも最大規模のミルの一つとなっています。また、ウール工場として世界で初めて、EUが定めるEMASというエコマネージメントシステムによる認定を受けており、これは生産過程においても、製品においても高い環境への配慮が行われている証です。

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​Tollegno          
トレーニョは紡績から織り~最終整理まで一貫しておこなう巨大生地メーカーであり、ロロ・ピアーナと同じモエヘネシー・ルイヴィトン グループに属し、高品質で低価格な製品を量産しています。スーパー100's~130'sといったボリュームゾーンの商品を得意とし、アルマーニやドルチェ&ガッバーナ、ヴェルサーチといった中堅~ハイクラスのイタリアブランドに商品を供給しています。
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MARTIN AND SONS  
マーチンソンは1859年にイギリスのハダースフィールドで創業した名門毛織物メーカーです。1907年に同社が開発したFRESCOはマーチンソンの商標であり、100年経ったいまも世界中で愛される究極のクラシックです。現在は英国王室のロイヤルワラントを持つ生地メーカーと同グループとなり、マーチンソンの伝統的な素材は、格式のあるロンドンのテーラーを中心に世界のVIPたちから愛用されています。
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​SPENCE BRYSON        

スペンス・ブライソンはアイリッシュリネン・高級リネンのメーカーです。 1891年の創業から、多くのヨーロッパの貴族たちに愛されてきており、その高い品質から、英国王室御用達の勅許も受けています。 現在世界の市場でアイリッシュリネンを名乗ることができるのは、スペンス・ブライソンをはじめ「アイリッシュ・リネン・ギルド」と呼ばれる協会メンバーのメーカーのみ。この「アイリッシュ・リネン・ギルド」はアイリッシュリネンの品質保持のため1928年に設立されたアイルランド・リネン業界の管理組織です。世界一美しいと言われる光沢感と、その優しい肌触りは、アイルランドに長く培われてきた経験・技術、多くの努力によって支えられています。

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​SAVILE CLIFFORD      
サヴィル・クリフォードは1899年、生地の聖地ハダースフィールドにて創業した英国の由緒正しき名門メーカーです。"CULTURE & TRADITION"という哲学を志向したものづくりは当時より一貫しており、その生地は古き良き英国トラッドを感じさせてくれます。一方で積極的な設備投資や素材開発など革新性と柔軟性を持ったメーカーであり、このバランスがSAVILE CLIFFORDのキャラクターとして世界から高い評価を受けています。
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Cesare Gatti      
1948年「Manifuttura Lane C.Gatti.&C」として創業した由緒正しい毛織物メーカーであるチェザレ ガッティは、イタリア北部のビエラ郊外に位置し、カシミヤメーカーの中では前衛的な商品開発を行っています。彼らが産みだす素材は、その雰囲気や色目のイタリアらしさが特徴的で、美しい冬の定番であるカシミヤコート地は、暖かさと華やかさを兼ね備えた満足度の高い商材です。
現在では紡毛糸やカシミヤ織物の生産以外にも、ストールやマフラー等のネックアイテムのOEM生産も活発に行っており、特にイタリアの世界的著名ブランドのカシミヤストール指定工場の一つである他、ヨーロッパの高級メゾンの別注反の生産なども数多く行っています。

 
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​British Millerain      

ブリティッシュ・ミラレーンは1880年にイギリスのヨークシャーにて創業した老舗コットンメーカーです。 創業当初よりアウター向けの素材を中心に提案しており、なかでも英国伝統のオイルドコットンのクオリティを格段に向上させた発明は商標にもなっている有名な素材で、ミラレーン製のオイルドコットン素材はファッションのみならず軍や漁師など様々なジャンルで重要な役割を果たしてきました。イギリスのコートの歴史を支えてきたトップブランドたちとの関係性は現在も引き継がれ、供給を続けています。近年はよりタウンユースで実用的なノンオイルのコレクションも評価が高く、全てのクオリティで撥水、耐水、防風を非常に高いレベルで実現しています。

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​Savile Clifford     
サヴィル・クリフォードは1899年、生地の聖地ハダースフィールドにて創業した英国の由緒正しき名門メーカーです。"CULTURE & TRADITION"という哲学を志向したものづくりは当時より一貫しており、その生地は古き良き英国トラッドを感じさせてくれます。一方で積極的な設備投資や素材開発など革新性と柔軟性を持ったメーカーであり、このバランスがSAVILE CLIFFORDのキャラクターとして世界から高い評価を受けています。
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COLOMBO        
ラニフィーチョ コロンボ社は、イタリアのスイス国境近くのボルゴセージアで創業しました。カシミヤをメインとした高級獣毛繊維を使用したファブリックを主力としており、そのクオリティーは世界最高レベルです。また高級天然素材を用いた生地はオートクチュールや有名ブランド、メンズのプレタポルテからの需要が高く評価されています。現在はニット・アクセサリー等も幅広く手掛け、トータルファッションブランドとしても展開しています。
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​Kynoch          

カイナックは1788年、スコットランドにて創業した老舗ツイードメーカーです。日本の既製品ではほとんど流通していないために知名度は高くないですが、ヨーロッパのBESPOKEの世界では歴史的なクオリティを数多く生み出してきたメーカーです。英国の深掘りクラシックを味わえる希少なコレクションを揃えています。

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​KUNISHIMA      
尾州にある毛織物メーカーの中でも最も古い歴史をもつ国島毛織は、ペリーが来航する3年前の1850年(嘉永3年)に創業されました。歴史の教科書に登場する幕末の志士達も、もしかしたらこの生地で作られた洋服を着ていたかもしれない。そうしたロマンを感じさせる国島毛織の生地。生地づくりに適した木曽川の軟水を使える地の利と、高度な技術レベル。そして湿度や温度、空気の流れまでを厳密にコントロールする管理体制。そのすべてを備えたこちらの生地は、世界のメゾンブランドからも引き合いが絶えません。
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